震度5は生まれてはじめてだわ

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普通に働いていたら、
ぐらぐら。

「あ。地震ですね」
なんて言っていたのも束の間。

感じたことのない揺れ。
慌てて売場から廊下に出る。

トイレの位置などをしめす、吊り看板がぐらぐら揺れている。

接客していた販売員はお客様を連れている。
あたしは接客していなかったが、
クレジットカードの署名中だったと思われるお客様が、
そのレシートを持ったまま逃げようとしていたのが目に入り、
「個人情報紛失しないでくれよーーー」
と思い必死でお客様をマーク←社員の性w

売場の靴が落ちる。
貴重な什器がわれて悲しい…←社員の性w
危ないので片付ける。
販売員さんと高いところにディスプレイしていた靴をおろしてみる。

販売員のみなさんが輪になって携帯で地震情報を見始める。
お客様が通るのにも気が付かないので恐る恐るやめるよう促す。

ストック場が気になるが怖くて見に行けない。
天井付近まで積み上げられている靴箱が降ってきたらただじゃ済まない。

しかし少したつと「その場から動かないでください」というアナウンスを聞かず、靴を見るお客様数名。
販売員も逃げるよう注意すべきか販売するか迷い、結局とりあえず販売。
でもこの状況で販売員がストック場に行くのは非常に危険。
もちろんお客様はストック場の状況なんて知らないのだけれど…

あたしも「取り寄せた靴見せてもらっていい?見て合わなかったら今すぐ帰りたいの」とお客様に言われ、断れず承る。
横にいた同期が「俺取ってくるよ」と言ってくれたのでお言葉に甘える←好感度あがるわー

もう上の接客とどっちが先だったか忘れたけど、余震も起こる。

防災センターが頑張って最新情報をアナウンスしている。
震度5だったこと、震源地などがわかる。

短時間勤務の日なのに完全に帰りそびれる。
でも5時前くらいに脱出することを決意。

カフェで電車が動くのを二時間待つ。

電車が今日は動かないことが判明する。帰宅難民決定。

歩くことにする。
四時間くらいなら、と思ったので。

オチとしては、

五時間半かかった

ごじかんはん

大人の遠足って感じで、
みんながぞろぞろ歩く国道沿い。

一人で寂しかったし
寒かったし
コンビニどこも満員だし
足いたくなるし
心おれそうになったけど

ひたすら歩いた。

こんなことはそうそうないね。
はふん。

携帯の電池が途中で切れたし、
全然東北がどうなってるか
わかってなかった。

家についてもニュースもそこそこに疲れて爆睡。

あたしの東北関東大震災は
こんな一日でした。

なかなかアップできなかったけど、
ひっそり更新するね。

被災者のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

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